太ったんです。それだけ。
2005年 01月 24日
ぽとりと落とした言葉に名状しがたいほどの感情、抑え切れないほどの激情が凝縮されていることがある。
肉体への不安は私の安寧を根底から揺さぶる。
肥大した自分の自意識は苦悩のうちにいつしか地を施すものとなるが、べったりと張り付いた私の肉は言いようもない焦燥感を呼び起こさせ肉体への恐怖を呼び起こす。
自分が呪われた存在となったことの実感、許し難い身体、この肉塊。
腫れ上がり、浮腫み続ける脚。
欲望を垂れ下がらせた腹部。
一体となった劣等感としての臀部。
飼い馴らされた前肢。
そし全身体の王となる顔。
顔は倦怠と自堕落に爛れ、すでに老醜の予兆を見せる。
肉体への不安は私の安寧を根底から揺さぶる。
肥大した自分の自意識は苦悩のうちにいつしか地を施すものとなるが、べったりと張り付いた私の肉は言いようもない焦燥感を呼び起こさせ肉体への恐怖を呼び起こす。
自分が呪われた存在となったことの実感、許し難い身体、この肉塊。
腫れ上がり、浮腫み続ける脚。
欲望を垂れ下がらせた腹部。
一体となった劣等感としての臀部。
飼い馴らされた前肢。
そし全身体の王となる顔。
顔は倦怠と自堕落に爛れ、すでに老醜の予兆を見せる。
by murkhasya-garva
| 2005-01-24 16:37