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by murkhasya-garva
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「コーラス」観た。

「コーラス」
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淡々と進むストーリーは、予定調和的に進んでしまうもんだから先が読めてしまう。
というか使い古されたネタのような気もする。
けどなぜか最後まで観るものを惹きつけて止まない力がある。
それは少年たちの歌声だろうか、暖かく少年たちを受け入れる教師の愛だろうか。

「やられたらやり返せ」。寄宿舎の厳しい環境で行き場を失った子どもたち。
失意の音楽家マチューと出会って音楽を知り、生き生きとしてくる。
子どもたちが変化するにつれて、学校全体も活気を伴うように見えた…。
マチューを信頼している子どもたちの愛に満ちた表情や、まっすぐな瞳がひしひしと何かを訴えてくる。

そして何よりも「学校一の問題児」モランジュがすばらしい。
憂いを含んだ表情から、天使が羽を広げるように美声が響き渡る。
合唱中に譜面台役をやっていた(笑)少年の眼もまたいい!あんな表情されたら泣くしかないでしょう。信頼しきっちゃってるよ。

ただ、マチューがハゲと冷やかされるだの「自分の音楽を歌わせる」だの、果てにはモランジュの母に想いを寄せるだの、いい年した教師が少し間抜けっぽかったけど、それでもいい。
彼は結局何の名声も求めず、子どもたちに光を与えた。「聖なる俗人」でいいじゃないか。

一つ一つの設定が、丁寧に映画全体にしっかりとはまって各場面を印象付ける。
安心して観ることができる逸品だった。これはぜひもう一回観たい。
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# by murkhasya-garva | 2005-06-04 13:30 | 映画

シベ超すごい

昨日のはひどい。何かキモイですがもうしばらく残しておこうかと思う。

というわけで(でもないけど)、今回の映画は、

「シベリア超特急2」
噂のカルト映画と名高いシベリア超特急を見てまいりました。
なんと5作目が出るということでその映画館ではシベ超(と略するらしい)2と3を一緒にやっていたのです。
ヤングジャンプではマイク水野(水野晴郎)監督がインタビューを受けていました。
何でもシベ超2は超特急なのに特急の映像はただの一つも出ないという摩訶不思議な作品らしい。
しかも監督自らその他のミスのような場所
(他の映画だったら絶対鬼の首取ったかのように叩かれる点)を
確信的に認めている。。。
一体何を考えているんだ!!
と怒りたくなるような代物ですが、シベ超だからいいんです!
あれは「確信的駄作」そして「革命的駄作」なのです。
その内容とは一体どんな内容なのでしょうか。

まず水野監督が主役で出ておられます。
女優さんたちも大御所級の方々ばかりです。
・・・・・・!!!!!!!!!!!!!????????????
ちょっと待て。俺は文化映画(内容はともかく役者が超イモの映画のこと)を見ているのか?
監督!大将(水野大監督)がイモ過ぎて開いた口がふさがりません!
女優さんたちが皆して演技過剰です!
展開が2転3転して腰が抜けそうです!
後で水野監督じきじきに「あの場面は名作のオマージュだ」とか言ってます!
スタッフロールのうしろでカーテンコールやってます!
あまりに、あまりにわざとらしい演技の数々・・・
見終わってから思いました。
これはただの駄作ではない。全てが飽和状態を超越した革命的駄作である、と!
僕はもうこれ以上の賛辞の言葉を思いつきません。
あえて言えば、何度も気を失いそうになりながら最後まで見ることができた自分をほめてあげたいです。

刺激が強すぎてお勧めできない作品ランキング暫定1位となりました。合掌。
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# by murkhasya-garva | 2005-05-31 10:22 | 映画

阿修羅城の瞳の魅力とは

「阿修羅城の瞳」
またしても豪華キャスト?
というか宮沢りえが出てきた時点で豪華だと思いませんか。

何だこの痣は!みたいな。
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もうねーすごいの。
宮沢りえの息遣いもすごいけど、さすが演劇畑からのネタ、盛り上げ方には事欠かない。
映画もそのつもりで作っているのだろう。
過剰表現(というのか?)が、ボスボス出てくる。演劇のオーバーアクションは嫌いじゃないからかあまり抵抗を感じない。
けどそういう違和感を補って余りあるのが二大主人公の宮沢りえと市川染五郎。
声の高いのが初めは気になったけど、市川染五郎はプロ!ですね。魅せてくれる。
「つばきぃー!!」
「つぅばぁきぃ~」
「おい、つばきっ」
せりふの使いまわし方が違うんです。
これだけで一くさり文章書ける。
宮沢りえも少し痩せたけどいい。なんなんだこの色気は。
とうとうトップスターは名実ともに神になりました。神々しすぎます。
この映画は彼らによって支えられたといっても過言ではありません。すごいっっ!

ただ、ストーリー後半の話の走り方が気になる。阿修羅城についたと思ったら一瞬でボスにたどり着いてしまった。2人の剣舞は見る価値あるけどあっけないし。
出歯亀の鶴屋南北に締められてもなんだかしっくり来ない。
アクションでのCG多用の危険さを知りました。あのマトリックスレヴォリューションがやってしまったように。
あと炎上した江戸はどうなったんだとか。
病葉出門(市川)は何であんなに超人的回復力なのかとか。

細かいところをつつきだしたらボロボロ出てきたけど、つまるところ阿修羅城の出現が、凄まじい勢いで虚実を崩壊させたということだろうか。
「キューティーハニー」みたいにボス戦を伸ばして欲しいとも思わないし、「キャシャーン」みたいに話のバランスを無視して、しかも時間を思い切り引き延ばしていいというわけでもない。
改善点あるだろ、とは思うけど、これは見れる作品でした。
宮沢りえ最高です。万歳(涙)!!!
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# by murkhasya-garva | 2005-05-09 01:59 | 映画

かなり前に観た「犬猫」

「犬猫」
あるきっかけで腐れ縁の二人が同居することになった。
決して仲がいいわけじゃないのに日々は淡々と過ぎていく。

仲が良いのか悪いのか。たぶん良くはないんだろうけどあんな感じで続けていくんだろうな、という極めて妙な空気が全体に流れているような気がした。
こんな女の子の微妙な気持ちの推移は実際良く分からん。
本当に気持ちが細かいところで揺れ動く。くすぐられるような気になる。

ドラマ性を多く含んだ大多数の映画と違って、ささやかに流れる時間はやっぱり慣れない。
最後なんて、何かでっかい落ちがあるだろうと思っていたのに、ストーリーの流れがそのままラストを越えて、主人公とどこかへ行ってしまった。
とはいえ、不思議なことに観た後に消化不良を起こしていないのだ。
何かさわやかな気持ちにさせられる。
あまり経験したことのない感覚の映画だった。

榎本加奈子ってこんなキャラだったか?と一瞬目を疑うけど、すぐに慣れる。
藤田陽子は初めて見たけどいいキャラしてるよな~。
というかいちいち配役がハマっているのです。
忍成修吾の「気になる後輩」も、
西島秀俊の「元彼」も、
小池栄子の「火付け役の知り合い」も。

どれをとっても絶妙なバランスを保ったいい一品なんだ。
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# by murkhasya-garva | 2005-05-07 11:57 | 映画

ビームとバンチと

コミックビームが何で好きなのか考えてみた。

コミックビームの特徴・・・
①大衆受けしそうな作品があんまりない。
②アマチュアに毛が生えたような読み切りをしょっちゅう出している。
③レギュラー連載陣もたまに自家中毒起こしそうになってる。
④ほとんど皆好きなネタで描いている。
⑤「エマ」が全体の中で平均的に一番面白い。
⑥福島聡、しりあがり寿がけっこう有名。

などなど個人的な感想まがいのことを言ってみる。ほめてないじゃん。
ではコミックバンチと比較してみよう。

コミックバンチの特徴・・・
①かつての有名作家が顔になって気を吐いている。
②若手は大衆受けしそうなのを描こうとしているのにいまいちノれない。
③20年位前のジャンプ世代向けの内容。狙いが社会人層くさい。
④よく覚えてないけど社会人向けのビジネスジャンプ、オールマンから来た漫画家がいたような気がする。
⑤笑いのツボが(自分にとっても)10年はずれている。
⑥意外なマンガが生き残っている。

全然ほめてないよ。
世代的なズレというのは大きいんではないかな。
おれが前者を好んで読むのもそこに原因があるような気がしてならない。好きなことをやっていてそれでも面白いのは少なくともどこかに共感できる感覚があるからだろう。
現に羽生生純の「恋の門」といいしりあがり寿の「真夜中の弥次さん喜多さん」といい立て続けに映画化されている。
一般的傾向からもコミックビームのほうが注目されているのかね。

つまり、好みの問題であると!(おいおいなし崩しだよ……)b0068787_05024.jpg
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# by murkhasya-garva | 2005-04-23 00:07 | 活字・マンガ
先週から「ハチミツとクローバー」のアニメが始まっている。
はぐちゃんがかわいい。山田さんがかわいい。
なんでそんなにみんな透き通った心を持っているんだ。

見たい見たいとは思っているけど、うちのテレビが砂嵐なんでビデオDVD化されるまで待たねばならん。屈っ!

思い出した。高校のころコミックバンチも立ち読みしていた。
あまりに興味の湧くのが少なかったので3年前に読むのを止めた。
興味がない漫画を延々と読むのは一種の拷問ですよ。
というのはさておき、「屈辱ッカー 大河原上」というしょうもないギャグマンガがあったのを思い出す。下手な絵、微妙な笑いどころ、ほぼパターン化されたネタに辟易していた。

最近古本屋でバンチを読んでみたら、連載内容はごっそり変わり、あーやっぱりねという感は否めなかった。けど、その中でも生き残っていたのも何作かある。
えー・・・けっこうあった。何で?
当時確認できたのは「シティーハンター エンジェルハート」「山下たろーくん」そして「大河原上」だけ。他はいない。
連載に間をあける人が多いんでしょうか。
よく休刊にならないよな、とか超失礼なことを考えている。一体コミックバンチは人気あるんでしょうか。

コンビニに置いてる部数で人気を計ってはいけないのだろう。
休刊になったアッパーズは人気があったという。しかし部数は少なかった。
ヤンマガや他の雑誌を救済するために休刊になったという。
そんなことってあっていいんですか。
既にヤンマガは「R-16」「RED」「柳生忍法帖」をかかえている。
面白い連載陣が入ってくるのはいいけど、雑誌はすでに飽和状態じゃないんですか?と聞きたくなるところもある。これが新しい雑誌のあり方なのかね。
なんだかんだ文句は言うてるがヤンマガとサンデー、朝昼晩の3冊は面白いマンガが多いので好き。ジャンプよりもアツいね。

けど俺はやっぱりコミックビーム派。
誰が何言おうと譲りません。b0068787_1271012.gif
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# by murkhasya-garva | 2005-04-22 01:29 | 活字・マンガ

ドット・ジ・アイ

「ドット・ジ・アイ」
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これも面白かった。
全体ではマシニストに負けるが、部分的にこのどんでん返しは前者を圧倒している。





独身最後の夜に女はパーティーでもっともセクシーな男とキスをするという伝統がある。
その晩カルメンが会ったのはビデオカメラを持ったキットという青年。彼との熱烈なキスは婚約者である自分を激しく揺さぶった。

その姿が何処からか、また誰かのビデオカメラで映し出される。ストーカー?
至る所でビデオカメラが出てくる。もうこれがキータームですよと言わんばかりに。
前半で十分にはらはらさせられると言うのに、後半では前半で残った違和感が解き明かされていく。ものすごいどんでん返し。

別の存在が既存の世界を傍観している、、、というストーリー設定は、「ユージュアル・サスペクツ」に似ている。
それと比較して言うなら、「マシニスト」は「メメント」と似ている。自分自身の感覚が周囲の環境を誤認させているという点がぴったり。
というかそれくらいしか覚えてる映画がないのね。

このくらい予想を何度もひっくり返してくれると次に何が起こるのか分からなくなってしまう。
けどひっくり返しすぎで最後はしまりがなかった。
実はあれすらも仕組まれていました、とかいうのかと思ってたのに。
蛇足になったような気もする。けどこんなにアツいのも久々です。
興奮してしまった。

そもそもガエル・ガルシア目当てで行ったのに、いいもの観たって感じです。
女優のナタリア・ヴェルベケも色っぽかった。
こんどは「ブエノスアイレスの夜」観たいな。
「バッド・エデュケーション」はもうすぐだ!
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# by murkhasya-garva | 2005-04-16 03:18 | 映画

マシニスト

「マシニスト」
映画紹介で読んだとおりの内容だった(当たり前だろう)。
でもそれ以上に、観た中で久々のヒット!!!
こういう謎モノの類の映画は大好き。満足しきりです。

あの「アメリカン・サイコ」で美青年ヤッピー役で出たクリスチャン・ベイルがなんとも悲惨な姿に…おいおい面影ねえよ。
でも彼の役は鬼気迫るものがあった。
謎の男アイバンは誰なのか。
なぜ彼は一年以上も不眠を極めたのか。
最後になってやっとその謎が解き明かされる。それまで何がなんだか分からなかった。たぶん俺は「推理小説を解かずに読む」タイプなんだろうけど。
反転した現実が、人の哀しい性を浮き彫りにする。

たぶん相当量のメタファーが含まれていると思う。例えばアイバンとか。
読み込めそう。

個人的には太ったクリスチャン・ベイルは嫌いです。
痩せてるのはともかく「アメリカン・サイコ」の彼はかっこよかったな。
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# by murkhasya-garva | 2005-04-16 02:15 | 映画

質の高いマンガを!!

学校が始まってしまった。
だからというわけではないけどちょっと疲れ気味なの。
授業一つもなかったしな。

ぢぐじょ~またやったーみたいなことを試合でやって凹んでいるのです。
気が乗ったら映画の感想を書く。
間を持たせるためにも下らん日記みたいのを書いておこうと思います。

そうそう。
マンガを借りて面白かったのがあった。

誰も寝てはならぬ」(サラ イネス)
前々からいいと思っていた。かなり好き。
モテ男のアホな日常?
のんびりした生活のなかでちょっとずれた性格が実によくかみ合う。
いったい何がそんなに面白いと思わせるのか。
良くある壮大なストーリーの中で主人公が奮闘するのとは全く対極を行くような温度。
恋愛モノと言うわけでもない。
大人の男女のゆる~い日常、と言うのか?これになぜかはまってしまった。
おれも単行本買いたい。モーニングにて連載中。

おひっこし 竹易てあし漫画全集」(沙村広明)
どうでもいいことをバカバカしく。
思いついたことをダイレクトに描ける作者はそうそうおらんぞ。
どこまでもバカを打ち通した異色のすぐれもの。
絵は精緻、視点はユニーク、軽いラブコメをぶっとく。マニアックさすら感じるのに、最近ありがちな底の浅さを感じさせない。
分かってて笑わせてくれるような力があると見た。
「無限の住人」読み直そう。見る目が変わった。
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# by murkhasya-garva | 2005-04-12 01:39 | 活字・マンガ

ブログ復帰・そして映画

一気に春めいてきました。
この暖かさ、もとい暑さはやばい。夏に一気に突入していくような感じです。
このブログも二週間弱開けてもいませんでした。
いろいろあったのよ。

ということで最近見た映画。

「アビエイター」
かなり高い評価を受けていたそうで、そんなに面白いのかと行ってきたわけだが。
面白かったです。シンボリックな表現が多く品のある映画。

「タイタニック」のディカプリオ~?と、あまり期待はしていなかったが、迫真の演技をやってのけているじゃないか。神経質、大胆、独りよがりすぎる性格が伝わってくるようだ。
そして彼を取り巻く華やかな女性たち、自ら操縦桿を握りこの世の絶頂を楽しむ姿は、いつもぎりぎりのラインを駆け抜けていなければならない彼の世界をよく現していると思う。
エッジを走り続ける。しかし自分の誇りを底に秘め、何度もよみがえる。
苦しみながら何度もよみがえる。
名演だと思う。感覚が伝わってくる。

確かに3時間弱は長い。けどなかなか退屈させてくれない作品。
・・・隣のおっさんが気持ちよさそうに寝息を立てとったな。
まあまあ。けっこうキましたよ。


「Jam Films S」
複数の日本人映画監督による短編映画。
なんだか好き勝手な題材で好き勝手に作ってるな、という印象が強かった。
中にはみたまんま、そのまんまという感じのもあった。
面白くないというわけではない。
役者がユニーク。ZEEBRA、スネオヘアー、山崎まさよしなどアーティストが好演している。
ばかばかしかったり、演劇っぽかったり、色っぽかったり。

個人的にすきなのは、
ZEEBRAが出ている「Tuesday」。
確かに夢に出てきそうな変質的な几帳面さがなんだかリアルでおもしろかった。
そして綾瀬はるかが出ている「NEW HORISON」。
じじいもそそりたつ綾瀬はるかの魅力を遺憾なく現した作品w。
「ブラウス」も良かったな。昭和初期の短編小説みたい。小雪が色っぽい。
「SUIT」ばかばかしすぎ。藤木直人、小西真奈美と美形がそろってアホなことを。
「すべり台」山崎まさよしのつっこみ+ラストはよかったが、物足りない感がどうしても残る。

あとは別にいい。


今日も映画いきます。「ドット・ジ・アイ」だ。
ちょっと前に見た「マシニスト」と一緒に書く。
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# by murkhasya-garva | 2005-04-08 16:28 | 映画