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by murkhasya-garva
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<第五回京都映画祭>女番長ゲリラ

「女番長ゲリラ」(1972)
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京都映画祭、祇園会館にて「湖の琴」の次に上映。それまで観客は大入りだったのに、途端に半分近くに減ってしまった…(笑)。「緋牡丹博徒」を手がけた鈴木則文監督による、ピンキーバイオレンス映画。



揃いのジャンプスーツに赤のヘルメット、帰山幸子(杉本美樹)をリーダーに新宿赤ヘル団がやってきた。早速地元の女番長リカたちと一騒動起こるが、たちまちリカたちを支配下に置く。しかしバックについていた暴力団筒井組に目を付けられ、全面対決へと発展する…

京都映画祭で純愛、悲恋ものが大多数を占める中、ものすごい異色。ご都合主義どころの騒ぎじゃない。アホ、エロ、バイオレンスの三拍子揃ったこの作品は、笑うしかありません。この路線が、今日のVシネマやピンク映画に流れていったんでしょうか。

しかしやはり「京都に咲いた女優特集」と言うだけあって、女優たちの魅力には目を見張るものがあります。引き締まった細身の肉体(こんなんでケンカできるのか…)が繰り広げるステゴロに、多少茶番のかほりがするものの、彼女たちの激しいアクションは確かに迫力を感じます。また、彼女たちの仁義の切り方(初めて見た)に隔世の感があり、思わず笑ってしまいました(多分笑うところじゃない)。

前半こそエロとアホで劇場を笑いの渦に巻き込むのですが、後半、暴力団が絡んでからは段々とシリアスモードに。復讐に逆恨み、ほとんどオチを無視したような展開で、案の定オチず。内容自体はあまり褒められたものでもありませんが、半ばヤケの演出と、女優たちの生き生きしたアクションは注目の作品です。
実名出演のあがた森魚や、尼さんスタイルの丘ナオミなど、ユニークなキャラも作品に華を添えます。
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by murkhasya-garva | 2006-11-01 11:55 | 映画