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by murkhasya-garva
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世界の孫

今回は映画ではなくマンガについて。
前回「転がれ!たま子」で紹介した「世界の孫」なんですが、マンガつながりで調べる機会があり、意外な事実が確認されました。

ちなみに「世界の孫」は、高校生の甘栗甘水が天然の孫感を漂わせ、孫っ可愛がりな老人たちはおろか周囲の人間をも巻き込んでいくという内容。ギャグマンガです。というかそんなネタをよく持ってきたもんだ。

SABE(さべ):
「主にエロ漫画雑誌で活躍している。レディースコミックで活躍する漫画家、南Q太(女性)と結婚して一児をなしたが、離婚。作風は、エロティックあるいはフェティッシュな題材のギャグ漫画。とりわけ女性用体育着のブルマーを偏愛しており、作中の美少女キャラクターの大半がブルマーを着用している。」

<作品>
BEAUTIFUL MONEY(1998年、ワニマガジン社)
ブルマー1999(1999年、ワニマガジン社)
地獄組の女(2000年、久保書店)
串やきP(2000年、コミックフラッパー、メディアファクトリー)
阿佐ヶ谷腐れ酢学園(2003年、快楽天、ワニマガジン社)
世界の孫(2005年、月刊アフタヌーン、講談社)
ブルマー200X(2005年、ワニマガジン社)
(wikipediaからそのまま引用)

これだけ読んで少しショックを受けました。いや、ぼくがモラリストだとか訳の分からないことをいうつもりはないです。むしろ、そんなコアな作家だったのか…と感動しているくらいです。
コミックフラッパーは購読してませんし、エロ雑誌は全くといって良いほど読みません。それで今回の「世界の孫」はデビュー作品かと思っていたんです。
確かに不条理ギャグがいい感じで回転していますし、絵も結構安定しているので新人臭さがないな、と感じていたんですがこの経歴には驚いた。

コミックを早速買ってみたいと思います。
エロ漫画にはあまり理解がないので多分ダメでしょうけど…。

それにしても最近はダメ人間マンガによく魅力を感じます。
例えば、ヤングアニマル連載の「みたむらくん」(えりちん)、アフタヌーン連載の「ラブやん」(田丸裕史)、コミックビーム連載の「敗北DNA」(市橋俊介)などなど。
また不条理系ギャグもけっこう好き。「おしゃれ手帖」(長尾謙一郎、全10巻)は代表的です。

そんなぼくの琴線に触れる「世界の孫」は、多分どちらかの要素が強いのかもしれません。
ともあれ今後の活躍に期待したい強力な作家です。
by murkhasya-garva | 2006-05-06 23:56 | 活字・マンガ