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by murkhasya-garva
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女は女である

昨日、今日と合わせて9本の映画を観たことになる。さすがにしんどい。。
眠気を紛らすためにEMINEMにFATBOY SLIMだの聞くものだから、気がささくれ立ってしょうがなかった。ノリはすごく良いんだけどね。ふらふらする。

「女は女である」
b0068787_0593173.jpg1月21日オールナイト2本目。次はゴダール作品。1本目との共通点は恐らく往年の若者の恋愛感覚を描いた作品だ、ということでしょう。これまたゴダール作品ではコミカルな部類に入るので、比較的観やすいです。けど、間の分からない音楽と静寂の繰り返しは神経を疲れさせるし、単調な日常の描写は、いくらコミカルでも限界がある。

キャバレーで働くアンジェラは、付きまといのアルフレッドや恋人のエミールと共に無邪気にふざけて日々を過ごしている。そんなアンジェラにも悩みがある。エミールが子供を作ることに賛成してくれないのだ。


ここでは、アルフレッド役に「勝手にしやがれ」の主役を務めたジャン・ポール・ベルモンドが出演してます。脇役ですが、彼の特徴的なにやけ面がいかにも遊び人な雰囲気で適役です。特にアンジェラとのカラミに注目。アパートの前での真似っこの何シーンかは取って付けたような感じがします。コメディのネタの「引用」なんだろうか。

まあ全編を通して軽妙というか、からかい、おふざけ、おちょくり、茶番といった表現が似合います。面白いことは面白いのだが、多少くどすぎるような気もする。これがゴダール一流の実験的作品(?)か。いろいろアイデアを使って、コメディとは何かを模索している。のかも。

アンジェラが子供を欲しいと真剣にエミールに言っても、決まってはぐらかされやきもきする。それこそやることやってしまえばいいのに何故かそこに至らないんです。代わりに、お互いに意地張ったりちょっかい出したりしてばかり。挙句の果てにはエミールが「誰か俺の妻と寝てくれないか」なんて言い出す始末。この二人の妙な食い違いこそが作品のコメディたるゆえんだ、とも言えるでしょうね。

アンジェラを演じるアンナ・カリーナは美人ですね。カトリーヌ・ドヌーヴのような輝く美しさとは違うけど、ツリ目で三白眼の彼女は何だかエロティックな雰囲気があります。そんな彼女が、恋人が外出したドア越しに「愛してる、愛してる…」というのもまたキュートです。
キャバレーでの歌も必見。曲と歌が交互に挿まれるのですが、違和感を持つのは初めだけ。いつの間にか耳にこびり付いて離れなくなります。

観ていて途中で多少退屈するかもしれません。けど、こんな映画もあるんだというのを知る上では新鮮で面白いのかも。昔の作品(チャップリンとか)が好きなら観るべき。
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by murkhasya-garva | 2006-01-30 01:02 | 映画