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by murkhasya-garva
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「感想」を書くこと

今回は少し大層なことを言ってみたいと思います。お目汚しですが。
今日は何観ようか…といつもの道楽でMovieWalkerをググっていたら、ある言葉にたどり着き、その文章に目がいきました。
そのHPは、「FILMANIA」。「倉庫」の「映画一言」より。

「自分の言葉には責任をもつ。それなしには、言葉は、地中をのたくるミミズのようなものだ。」
ミミズにどこまでの含意を見出せばいいのか把握しかねるが、責任を持たない者の発言というのは概して、何の影響力を持つことのない矮小で醜悪な存在でしかない、ということだろうか。確かにそのような存在は見る者によって不快感を催させることもあるだろう。
知人は「ネットで自分の言葉を読んでもらう以上、その言葉に責任を持たなければならない」と言う。

前者の筆者はその前に「ネットでの個人映画批評の場で、「これは批評でなく感想」という言葉をよく目にする」ことを受け、こうも語る。「批評でなく感想だから許される、逃げきれるという「甘え」しか感じない。」

逃げの口上ではないが、私が批判や批評ではなく「感想」といまだに言っているのは、何を書いてもいいという「甘え」からくるものとは少し違う。それはブログを始めた当時の言葉を見てもらえばわかるように、批評と称するには余りに耐え得ないものだったからである。このような感情的で稚拙な言葉を「批評」と呼ぶわけにはいかない。

「批評」とは、作品を一貫した視点から論理的に分析し、適切な表現で正確な把握、評価を目指す行為だと思っている。だからこそ常の戒めとして私の言葉をいまだ「感想」と呼んでいるのである。「批評」となることを目指し、言葉をより洗練させ続ける、それが私の「感想」書きの道程である。
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by murkhasya-garva | 2006-01-16 11:05