休止中。


by murkhasya-garva
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シン・シティ

ひたすら遅くなって申し訳ないです。何というか剣道部も引退を迎えてしまい、いきなりバイト三昧がいけなかったのか、速攻で体調を崩してしまいました。
映画は今週平日は一回もいけず、感想を書く体力も残っていなかったのでこのような始末…
これからは観た映画の9割は確実にアップの予定ですので気軽に覗いてってください。

「シン・シティ」
b0068787_21373630.jpg観たのは約2週間前。最近エグいのよく観てるな~と思った一本です。
アメリカンコミックから原作を得た忠実な映画化。相当に高い評価を受けているそうで。
ピカレスク映画の傑作、という声もあります。


とはいってもアメコミの映画化というのは大量に出回っています。わかる限りでは、スーパーマン、ニンジャ・タートルズ、バットマン、X-MEN、スポーン、スパイダーマン、デアデビル、ブレイド、ハルク、ヘルボーイ、ファンタスティック・フォー・・・などなど。(もうええちゅうに)
案外面白かったもの、こんなもんかと失望したもの、様々でありますが、シン・シティは際立って素晴らしい。それにカッコいい!!

何といってもまず映像に目がひきつけられる。ほぼモノクロの映像に一色、鮮やかな色が添えられます。真紅のドレス、輝くブロンドヘア、ロアーク・ジュニアの黄色い肌・・・。それ以外ほとんど色を添えられないことで、かえってイメージが掻き立てられます(逆にモノクロのみではそうもいかなかったでしょう)。色彩が抑えられて、音響や映像が「痛い」感じを倍加させてます。
しかし、流血は特に赤で染めていません。白く輝く血だまり。飛び散る白い血液。当たり前のことを抑える、ということがどれだけの迫力を持たせているのか・・・

またアクションシーンが丁寧。その実、全体の大半がアクションシーンだけど、緩急を適度につけることでとても分かりやすいし、むしろ落ち着いて観られるんじゃないだろうか。そんな映像はまるで一つの絵画を見ているようで、とてもスタイリッシュでカッコいいのです。

内容に関しては基本的にエグい。でもホラーのそれとは違い、登場人物が自分の行動を、客観的に現在形で表現しているので、少し距離を置いた印象を受けます。ナレーションが登場人物と距離をとるというのは、モノクロの方針と似ています。あえて離れた視点からものを見ることで、過度な感情移入ではなく、キャラやストーリーのより深い理解をうながしてくれる、ということでしょうか。
そしてその一瞬一瞬のカットに、昔の名画のワンカットのようなかっこよさがあるのです。
極力無駄を省いた作品の妙、というんですかね。

役者もまたイイ。ハーティガンことブルース・ウィリスは近頃に見るトップランクのハマりっぷり。ハードボイルドのウィリス、今回の髪型が一番似合っている。人食い殺し屋のケヴィンがハリーポッターに似ている。誰だ…イライジャ・ウッドだったのです。おいおい「ロード・オブ・ザ・リング」のフロドが人食いかよ。あのパッチリ目で表情の変化がないと結構怖い。あとナンシー演じるジェシカ・アルバは目を引くね。はじめスカーレット・ヨハンセンかと思いました。最近役者の見分けが付きません。

全体的にいわゆる過激な映像がふんだんに盛り込まれているので、残酷だということから嫌う人も少なくないでしょうが、これだけスタイリッシュ(?)に描ききった映画もそうそうありますまい。吐き気をこらえてでも観るべし。個人的にはカッコよすぎて震えました。
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by murkhasya-garva | 2005-11-12 21:43 | 映画