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by murkhasya-garva
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サヨナラCOLOR

「サヨナラCOLOR」
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観たのはもう2週間前の話。あの時、この感動はすぐにでも伝えたいと思った。美しく、しかし哀しい世界を映し出してくれた竹中直人氏に感謝。
出演は竹中直人、原田知世、段田安則、雅子、中島唱子、水田芙美子、内村光良、中島みゆき、忌野清志郎など。




海が見える病院に勤める医者・正平(竹中直人)の元に、子宮ガンを患う未知子(原田知世)が入院してきた。未知子は正平が高校時代思い焦がれた初恋の人であり、現在も正平は彼女のことを一途に想い続けていた。・・・(FLiX)

最近観た映画で一番感動しました。
映画の魅力はこういう類のが雄弁に語ってくれます。俳優が自らの演技で役を創造し、見る者の心に直接はたらきかける。CG等の映像技術や、激しいアクションがその映画の目玉になることが多いですが、微妙な心の揺れの表現こそが映画や演劇の最も大きなファクターとなると思っています。

音楽が重要な役割を占めている作品。景色に音楽が織り込まれています。どこかの雑誌に書いてました。「スタッフロールが流れても、絶対に席を立ってはいけない。」そのとおりだと思います。最後のスタッフロールで泣きそうになりました。ハナレグミfeat.忌野清志郎「サヨナラCOLOR」が最後に流れるんですが、なんてきれいで、静かで、切ないんだろう・・・。
そういえばハナレグミは「ラマン L'amant」でも曲を提供していました。(訂正:ハナレグミではなく、ポラリスでした。今頃気付いた)曲の流れるシーンがやけに胸に響く。CMでも一時期「夢で逢いましょう」を使っていました。あれも良かった。
他にも沢山の音楽が配されていますし、アーティスト自身も脇役で登場しています。

主人公が昔から抱き続けてきた純粋さを、不器用ながらも表現するところがとてもいい。それに心惹かれて行く未知子のしぐさも。それにしても原田知世は綺麗ですね~。
今になって思うのですが、中心に置かれたテーマがこんなにも際立つのは、それを彩るものたちのお陰じゃないだろうか。正平の人間臭すぎる交友関係、脇役(永積タカシ、原田郁子、BIKKE)の些細な台詞、細かなアイテム。そして、俳優の細かな演技、作中の音楽。
これらが上手く配置されているから、中心となるストーリーが輝くのでしょう。

確かにストーリー、特に結末ができすぎで、想像できてしまうのが嫌ですが、気になるところといったらそこくらいです。想像できて、ああやっぱりねは特にこういう映画では禁物。大筋が想像できても、他の部分に目が行って作品についつい引き込まれてしまうのがこの作品です。
なんで単館でしかやらないんだ。メジャーでもやってくれよ、というのも賛成。
もう1、2回は絶対に観にいきたい作品です。オススメ。
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by murkhasya-garva | 2005-10-11 00:40 | 映画