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by murkhasya-garva
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SHINOBI

「SHINOBI」
b0068787_14343891.jpg言わずと知れた話題作なんですが、大々的にしかし一方的に配給側がキャンペーンを張る作品、注目されるだけあってその評価も興味の行くところです。
原作は山田風太郎の「甲賀忍法帖」。せがわまさき「バジリスク」は原作のマンガ化。同氏はヤングマガジンで現在「Y十M(わいじゅうえむ) 柳生忍法帖」を連載中です。


「一方的に」と言うのは、人気若手俳優を前面に押し出しているから。確かにオダギリジョーや仲間由紀恵は注目の俳優です。椎名桔平も演技がけっこう評価されているとか。他にもエンディングテーマに浜崎あゆみを用いる所とか、ミーハー向けの要素も盛り込まれているようです。
最近マンガ、小説の映画化が良い傾向なので、この作品もその流れにあることを祈って9月下旬に見てきました。遅っ。

結論から言うと、悪くない、ですよね?!個人的にアクションシーンはとても気に入ったんです。御前での技の披露から目を引かれました。人間離れしたアクロバティックな動きが結構丁寧に映され、時折のスローやストップモーションが印象的でした。忍者だもんな、ありだよな~とか考えて納得してました。
本編は終始戦いに彩られますが、緩急の付いた映像が観客を飽きさせません。人海戦術でもなく、効果音やCGの使いすぎでもなく。山中の戦闘シーンは欧米映画を見慣れた者にとっては新鮮ですらあります。

内容についてですが、特殊能力を使う忍(しのび)とはいえ、一人一人の技があまりに違う。夜叉丸はアクロバティックにもほどがある。もちろん見ごたえあるけどね。
5対5で殺しあうとはいえあっさり死にすぎです。椎名桔平ふんする薬師寺天膳も不死のくせに多分に漏れず。おいおいそんなにコロコロ死んであとどうすんだよ!!と勝手にあせる。それにしても展開速いな~。
しっかし! 観ているときは映像に惹きつけられるけど、あとで思い返せばすごい大味。殺しあうだけですか。突き詰めればそうなんでしょうけどね。マンガ版の「バジリスク」もそうだったけどね。戦闘シーンに重きを置く作品。潔いといえば潔いです。

あとは・・・
ラストの戦い(オダギリ×仲間)、あれは中国映画の「HERO」に似てないか?砂丘までそっくり。大味映画のお約束になったんでしょうか。でも最後の締め方はよかった。フェードアウトしていくように、静かに結末を迎える。仲間由紀恵がきれい。浜崎あゆみの「HEAVEN」も静かに響き、雰囲気に合っていました。

映画は第一に、観ている時に面白いと感じるかどうかが重要だと思います。後付けでどうこう批判したところでそれは野暮というもの。そういう意味では、「SHINOBI」はオススメです。アクションシーン、もとい映像美を堪能してください。
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by murkhasya-garva | 2005-10-10 14:53 | 映画