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by murkhasya-garva
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ツバサ・クロニクル/XXXHOLIC

夏に観ておきたい映画のジャンルにアニメが忍び込んでまいりました。基本的にマンガ派なので映画化するとどうだとか、自分的にアニメを映画で見に行くってどうなのよなどと器の狭いことを言ってみたりしますが、そういうのは取り合えずおいといて、楽しみの幅を広げよう!というのが今回の主眼なのです(今決めた)。

「劇場版 ツバサ・クロニクル 鳥カゴの国の姫君
/劇場版 XXXHOLIC 真夏の夜の夢」


少年マガジン、ヤングマガジンの両誌で連載している同名作品の映画化。原作はマンガ家集団のCLAMP。「ツバサ・クロニクル」はNHK教育で放映されているそうです。
この二作品は並行世界でリンクしあっているというのがミソでして、実際にマンガが連載され始めたのも期を同じくしています。その設定がなかなか面白いので毎週読んでいるんですが、映画もオリジナルストーリーながらちゃんとリンクしていますし、またどういう世界観なのかを知るにはもってこいなんじゃないでしょうか。


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「ツバサ・クロニクル」。サクラの"記憶の羽根"を探すため、小狼(シャオラン)たちが飛び込んだのは鳥カゴに覆われた国だった。



これ1本に割かれている時間はたったの34分。短すぎです。ごく当然のようにストーリーは刈り込まれ、残ったものを見るとやっぱり少し物足りない。細かい設定についての観客の「なぜ?」に十分答えられるほどの余裕がないのです。台詞や映像にヒントらしきものが散りばめられてはいるんですけどね。
真っ先に思うのが、「何で小狼は厄介事に顔をわざわざ突っ込むのか」でしょうか。
ほかにも「人間鍵ってどういうことや」とか「モコナが軽くうざったい」とかw

キャラの心情描写や観る側のツッコミの躱しもままなりませんが、ストーリーの展開から見ても寓話的な感じがあって興味深いです。原作と比べて声優を含め、違和感がないのが救いです。原作もこんな感じで進んでいるんだということを知ってもらうには十分意義があると思いますよ。色々言いますが面白くないというわけではありません。念のため。


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「XXXHOLIC」。四月一日(わたぬき)がバイトする侑子の店に、鍵を持った女性が「自分の家に入れない」とやってきた。





こっちはアニメにするとどうなるのか想像がつかなかった。「ツバサ~」とは異なった世界観、雰囲気、台詞回し。映画で見ると細長い手足がやけに目立つ。主人公の四月一日の細長い手足が必要以上に回ったり、関東圏に見る危ういツッコミを見て何度となくヒヤヒヤしたが、あれはあれで後々ストーリーにしっくり来るものです。よかったよかった。

自分の持つ感覚を映像化するという点でとても印象的です。得体の知れないものに押しつぶされ、心の歪みが体をも歪ませる。そして大事なのはタイトルにもなっている「HOLIC」の意味、でしょうか。ストーリー全体のミソになっているのに注目です。
こっちは60分使っているだけあってどんな雰囲気かというのを伝える以上に、細かい所についても説明できてます。ストーリーが一貫性を持っているというのもいいですね。個人的には「ツバサ~」よりもこっちのほうが面白いと思いました。
興味ある人はどうぞ。
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by murkhasya-garva | 2005-09-07 11:54 | 映画