休止中。


by murkhasya-garva
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大阪で野宿するところだった。(トニー&ゴールデンカップス)

ふぁい!こーんばーんわ~。
私skdbdjkがお送りします(誰よ)ブログは最近映画と愚痴ネタに終始してます。
しかし愚痴は愚痴にもなっていないワナ。もうどうでもいい。

はいはい。
今回は昨日観た映画の感想を。これで今月は9本目。あほだね。
その日は大阪に出る用があって、テアトル梅田つうとこで観ました。
一本で済ませりゃいいのに、終わったら隣のが始まろうとしているではないか。これはもう観るしかない。梅田から出町柳四条まで390円。・・・ぎりぎりあるよ~。残り14円だが、飯は差し置いても観たい!観たい!居ても立ってもいられないというのはこういう事をいうのです。終電もある。もうこれは観ろという啓示が下っているに違いない。
・・・そんなたわごとはおいといて。


「トニー滝谷」
静謐で、そして切ない世界がどこまでも続く。淡々とした描写に胸が詰まる。
・・・長い間孤独を過ごしたトニーのもとに一人の女性が現れる。彼女は美しく、「洋服を着るために生まれてきたような」人だった。しかし彼女は服を買うことだけは抑えが利かず・・・
ナレーションが、登場人物の口によって断片的に語られる。普通のナレーションは別の人がいて、ほぼ第三者の立場から語られる。それが時々画面の人物が話す。何でもないことのように。なんだか不思議な感じ。
宮沢りえがでる。共演のおっさんありゃ誰だと思ったら、イッセー尾形。え?彼が?
そしてキャスト見て気付いたけど、原作はなんと村上春樹。
こんな世界になるわけだ。孤独を抱えてというより、トニーの生活が「孤独」そのもの。
愛する、という言葉こそそんなに出ないのに、彼にとって彼女がいかに必要なものになっていたかが余りにも痛切に描き出される。
どんなに彼の周りが重圧になったとして、彼女だけは、彼女の存在だけは、彼女が亡くなっても、切り離すことができなくなってしまっている。
…そんなことはわかっている。もう忘れなければいけないんだ。けど彼女は僕の一部となり、離れなくなっている…そんな言葉が聞こえてきそうな結末。
音楽は坂本龍一が担当している。またこれが合う。
村上春樹好きならとりあえず観てみ。いや原作者が誰であろうとこの作品は好きです。

(というより、まずなぜトニー滝谷か。トニー谷のパロかと真剣に疑った)


「ザ・ゴールデン・カップス ワンモアタイム」
ザ・ゴールデン・カップスを約40年後の今、関係者の証言で振り返る。
彼らの突き進んだ道はアツく、燦然と煌めいていた。ロックをよく知らない俺はもう圧倒されてしまった。カッコいいなあ。なんであんなにカッコいいんだろう。
赤目で彫眉の役をやっていた内田裕也は底知れぬ迫力があったが、あの人がロックやってる人とは・・・・震えるわ。
己の思うことを好きなようにやってきて、時が自分たちを変えてしまった今でも目を細めて、そして胸を張って語れるからか。
再結成して演奏する姿がすごい。往年のテクニックは熟練の域に入り弦を駆け巡る。ギターを生の営みのように本能的に弾きまくる。解散して30年以上たつ今でも、彼らは演奏することの悦びを体中から放ち続ける。
ロックすげえなぁ。そう思わざるを得ない雰囲気をもった作品でした。

なに。そんなにべた褒めしてお前は見境ないって?いやいやいいもんはいいんだって。
別に独断と偏見だけど、細かいところにどうこうというより、全体の雰囲気で好悪を決めるのがおれの観方なの。
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by murkhasya-garva | 2005-02-22 01:22 | 映画