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休止中。


by murkhasya-garva
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頭働かない日に

いろんなことが頭の中を去来するけど、多少限定して書くことにしよう。

ということで、今回は土曜日に観た映画のこと。
「パッチギ!」可もなく不可もなく(何様だ)。
韓国映画、俳優の日韓共演、日韓問題、いや対アジア問題をテーマにしたものなどは、最近になってとみにメディア上で取り沙汰されるようになりました。
最近みた映画では「2046」「LOVERS」、「血と骨」とか。
これは後者の類の一つ。
過去の歴史に現実を突きつけられながら、青春時代を力一杯生きる若者を描く・・・って感じなんでしょうか。観た後にあまり重さを感じさせず、逆にすがすがしささえ覚えるような、気持ちのいい作品だと思いました。
その原因は何なのか。
日韓問題という重いテーマがあるはずなのに、それに囚われず「若さ」を描いたというそのギャップからか。
それとも主題の焦点が定まっていないような感じがするからか。
はたまたこれは「青春映画」(?)そのものなのか。日韓とかは付随的なもので。
よく分からんがなんだか、薄いジンジャーボーイクッキー食ったような感覚だったのです。
井筒監督に偏見があるのかもしれません。ミーハー映画作りやがって、みたいな。
だから、まあまあだと。はい。


「北の零年」星四つ。
石原さとみはいつ出るんだろう・・・とやきもきしてました。
香川照之が小悪党振りを発揮してました。吉永小百合は若いなあ、と感動してました。
渡辺謙がいい味出してるなあ、と思いました。
なんだか分かりやすい終り方だと思いました。
妻と娘が土地に根付いたのは象徴的ですね。
あのね、なんだか千と千尋を観たときのような感覚なんだよ。さんざん期待されて、うん、面白いなぁ・・・と思っていながらしっくりこない。田舎者がフカヒレ食わされたような。
面白いんだけどね。いい話なんだけどな。期待しすぎた。

あ、もしかして俺がキワモノ好きになったからかも。正常な感覚で感動できんのかも。

それとも、隣のおばちゃんがうざかったからかも。
たんびにグスグス泣いたり、「まあひどい」「にくったらしいぃ」「かわいそうに」とか、「ああ、こういうことなのねえ」とか、もう止まらない。
・・・え、何。それが普通の感覚だって?
俺がずれてんのかね。
いや、いくらなんでも「静かにしてくれませんか」とは言えませんでしたが。騒いでる訳じゃないしね。怒るこっちが理不尽だけど。
けど「いはでおもふぞいふにまされる」と。それ恋歌でしょ。
自分の価値観が問われる二時間半でした。・・・何観てきたんだよ。


このあとオールナイトに行く予定でした。
九条まで行ったのに売り切れ・・・意味ねえええええええええええええええええ
怪奇幻想傑作選観たかった。はげ。
by murkhasya-garva | 2005-01-31 02:46 | 映画