休止中。


by murkhasya-garva
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評論家気取りかよッ!

新年初めての投稿。
と言うことで早速年末年始にかけて買ったマンガのレビューを勝手にやりたい。

まずプラネテス。大晦日にNHKで4話分をやっていた。おもしろいなあ。
キャラがアニメバージョンになって少し違和感を感じるけどそれを凌駕して、世界観に引き込まれていった。絵がきれい。声優も上手い。あってる。ちょっとノノはアニメ声過ぎたけど。
そして何よりも原作がいいのが、一番の理由だろう。まず良くありがちな善悪対立構図が露骨に出されていない。
デブリ課は既存の価値観(管制課)に対しカウンターパートとしての役割を持っており、人としての本質的な問題を提示しているように設定されているが、それだけでその存在を終わらせることなく、「本職」としての現実や、登場人物のおもい、なやみが細かに描き出されている。初めには、現実との違和を取り払ってくれるセリフもちゃんと用意されている。「俺たちはサラリーマンなんだよ」だっけ?
確かに、特別な能力を持ったキャラ(フィー)の良くありがちなネタをよくも一話分にして引っ張ってくれたなとは思うけど、その世界観から容易に予想されるような内容で終わってしまうようなことがなかったのは、このアニメ版のまごうことなき魅力だろう。

弟が見事にはまった。これを見終わって早速彼が買った原作は、以前俺が買いたいと思っていたけど結局買わずじまいだったやつ。改めて読み返してみると、主人公(ハチマキ)の感覚の変化がとても印象に残る。特に木星に行く前後が迫真的。
「何で俺を一人にしておいてくれないんだ。俺は一人で生き、一人で苦しみ、一人で死ぬんだ。この苦しみも、痛みも、孤独も全部おまえにやらねえ」
すげえ。

宇宙マンガといえば、ガンダムはさておいて、たまにいいのが出る。舞台が広くなるせいか、内容も自ずと深いものになってくるようだ。
「度胸星」
「MOONLIGHTMILE」
この2つはおすすめ。読め。
度胸星は作者に好き嫌いがあるかもしれんが、以前「デカスロン」を、今モーニングで「ジャイアント」を連載している山田芳浩。はじめは抵抗あるかも知れないけど、読む価値はある。しかし、これは何年か前に連載打ち切りになった。高校のころはまりかけて、度胸星を読むためにヤングサンデーを立ち読みしていたというのに、あるときふっつりと消えてしまった。いやわけ分からんわ。なんで打ち切りになるかわからん。
MOONLIGHTMILEはスペリオールで連載されている。コミックで通して読んでないし、上手く全体を把握できてないんでうまいこといえない。内容は政治的要素がふんだんに絡んできて、思惑やら何やらばっかりでつまらんかもしれないが、それは好き嫌いということ。もっとも度胸星やプラネテスとは主眼が違うだろうに。

他に買ったのは、
「チーズスイートホーム」
「ぼくは、おんなのこ」
「黒鷺死体宅配便」
「怪・力・乱・神クワン」
・・・なに。知らないって。そりゃ普段見かけないような雑誌のが多いからね。
「ぼくは、おんなのこ」はコミックビーム。
「黒鷺死体宅配便」は月刊エース。
「怪・力・乱・神クワン」はコミックフラッパーだそうです。
そんなんコンビニにはそうそう置いてない。俺も読まないし。最近コミックビームは購読してますが何か。
「チーズスイートホーム」はモーニング。メジャーだよ。子猫だよ。かわええな~。クロ号よりもむにむにしてていい。
クワンは絵がきれいだからいい。妖怪の描き方がけっこう上手い。別に萌えとかいわないでください。ちがいます。
「ぼくは~」は・・・放浪息子がまず気に入った。あまり癖のない絵。何を持って癖がないと言うのか知らんが。しかし表情が豊か。初期作品だからか、落ちが弱いとか内容がまとまってないとかいうのはあるけど、これも同人の詩集みたいに考えればよし。
「黒鷺~」は原作者が大塚英志つうことで期待して買ったんだが、これははずれ。何故こんなにどうしようもないのか。漫画かく方がだめなんでしょう。せっかくの設定やセリフ、話題展開がぜんぜん違和感なく入ってこない。登場人物が異能なことをごく当然のように描き、何のフォローもない。登場人物の実際の躍動感が感じられない。セリフのコマごとの分け方が不自然。そりゃね、池上遼一や木島日記描いた森美夏はそれでいいような描きかたしてるんだろう。しかしこれでは・・・。もったいないとしか言いようがない。漫画描く奴代われ。
べつに大塚英志が最高のストーリーテラーだとはいわない。はずれも多いし。「東京ミカエル」とか面白くない。けどこれはもっとどうかすれば良いのになるような気がする。

いやー漫画って本当にいいもんですね。それではまた来週お会いしましょう。
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by murkhasya-garva | 2005-01-03 20:23 | 活字・マンガ