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by murkhasya-garva
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魔法使いの弟子

久しぶりに映画のはしご。
今回は『薔薇の名前』『ソルト』『魔法使いの弟子』。
昨夜は『借りぐらしのアリエッティ』。
少しずつ書いていく予定。長文だと気力が途中で萎えてしまうので。

『魔法使いの弟子』(2010)
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『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズで有名なジェリー・ブラッカイマーの監督作品。ニコラス・ケイジをやっとまともに見られるようになってきた。なんせ初体験が『8mm』だったもので、あの糞映画の主演と思うと冷静ではいられなかったという。10年以上の呪いが解けたようです。



本作は、タイトルからして聞き馴染みがある。それが何だったかは忘れていて、あまりパッとしないものだから観に行かない方向で固まっていたのだけど、周りでは面白いという者が多数。盆休み最後の日の締めくくりに選んでみた。
実際に、面白かった。何も考えずに観ることができる。

少なくとも、昨日今日観た4本の中では最もエンタテインメイント的。考えてみれば、『パイレーツ~』でも人体風化シーンや粉末結晶化シーン、そして剣戟や一対一の掛け合いなどは多用されていたし、見どころにもなっていた。これだけを取り上げて言うのもあれだけど、彼一流の演出がやはり光っていたというか何と言うか。

古代の超常能力が現代に、というテーマはこれまでに結構出回っていた。ハリーポッターだってナルニア王国物語だってそうだ。上2シリーズもそうだけど、このテーマはどうやって今と昔をつなげるかが重要なようで、分かりやすく説明してくれているのがありがたい。本作もそうだ。冒頭数分で昔話はさらっと流し、本編にもっていくあたりがとてもテンポがいい。お決まりとさえ言っていいくらいのつなぎ方だけど、あれで中身の6、7割が説明されている。いい出だしだった。

内容も想像に難くない。ヒーローものを参考にすればあらかた予想がつく。しかし、最近は志厚い青年なんてのは流行らないんだなあ。オタク(そう呼ばせている)を使っているあたり、世相が変わっているようで非常に好ましい。ではオタクは何が違うのか。何度も言われていることだろうけど、当たり前のように掲げられてきた価値観ではなく、その本人がハマっているものが十分強みになりうる、という点。優柔不断で往生際が悪いんだけど、でも彼なりのこだわりが結果的に魅力になる、と。
言ってみればいかにもハリウッド的ではあるんだけど、男根主義(マッチョイズム)が多少やわらいできている風に見えるのが個人的には好き。

そして「魔法使いの弟子」と言えば、ディズニーのアニメ。あれは何度も見ていたけど、実際に使ってくれている。このシーンをみて、何年かぶりにディズニーの元ネタを思い出したのだった。あれには思わずうれしくなってしまった。

家族連れの鑑賞にお勧めの一本。濃いものを観たい方にはすすめませんが、分かりやすくて楽しくて、息抜きにはちょうどいい作品です。続編でない(ように見せている)のもいいですね。
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by murkhasya-garva | 2010-08-17 21:22 | 映画