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by murkhasya-garva
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スクワーム

『スクワーム』(1976)
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“ひどい、ひどい、ひどい、ひどい、もう一度言う。ひどい”と知人が畳みかけたクリーチャー・ホラー。B級以下と思われるホラーは人を集めて観ることにしているのだけど、今回は一緒に観てくれた彼らに謝っておかねばならない。こんな映画観せてごめんなさい。そしてこの文章を読む人にも、あらかじめごめんなさい。







ひとことで言うと、「恐怖・人喰いゴカイの真実!」。さびれた観光村に養殖用のゴカイが放たれて、村人がその餌食になる。だいたい想像がつくように、白骨死体が突然出てきたり、シャワー口からゴカイが出てきたり、内臓をゴカイに喰い尽されていたりするのだけど、一番の見どころは、実はソフトのパッケージに載っています。つまり、ナイスガイ村人のロジャーの顔に何匹ものゴカイが喰いつくところ。あれはなかなか面白かった。

しかしストーリーはびっくりするほど拙い。本題になかなか入らず、やれ都会者の青年ミックだかマックだかが田舎娘のヒロイン・ジョリーといちゃいちゃしたりうろうろしたり、ゴカイの仕業と思われる伏線をチョロッと張っていたりするんだけど、あまりに冗長すぎる。期待してご覧になった方々ならば冒頭から深い失望感に襲われること請け合い。

そうすると、ヒロインの無駄なサービスカットを出したり、微妙にサスペンスものを匂わそうとしていたりと明らかにムダだと思えることをやっているのがやたらムカついてくるし、大量のゴカイが部屋からあふれ出てくるシーンはむしろ爆笑必至の場面となる。もう、何とかして面白い所を見つけようと必死になっている自分が悲しくなってくる。

そしていつの間にか勝手にハッピーエンドでまとめられるのだが・・・張られた伏線はまともに回収されず、全てゴカイのせいだ!ってことでまとめられている。だから言っただろ、回収できないようなシーンを出すのはやめろって!結局、一時間半観せられた僕たちの気持ちはどうなるの?と恨めしげに睨まれてケツを蹴られるし、これが「観ても何にも残らない」ってこういうことか、と自分はため息をつく羽目になった。チクショー!

ある意味、ヒドイ映画とはどんなものかを学ぶいい機会だったかもしれない。

※この映画で学んだこと・・・皆でZ級映画を見るときは、ちゃんと宣言してから見ましょう。タイトルから判断できなかったら、まず自分ひとりで鑑賞してからにしましょう。友人関係を損なうおそれがあります。
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by murkhasya-garva | 2009-07-13 02:57 | 映画